『世界一わかりやすい「速読」の教科書』の体験談




世界一わかりやすい「速読」の教科書で書かれているトレーニングを七日間実際に試した効果を紹介しています。

その上でトレーニングを実施する前の私の実力はこちらのようになっております。

読書スピード:1250文字/分
(こちらは6秒間で読めた文字数を10倍して求めています。また計測に使った本は『洗脳力』苫米地英人,アスコムBOOKSです。)

参考までにiPhoneアプリの「Touch the number」の記録も載せておきます。(このアプリに関して知りたい方はこちらをご覧ください→速読のトレーニングになるiPhoneアプリ
タイム:10秒230(5回の平均。最高9.035、最低11,270)

トレーニング7日目

7日目のメニューは

①3倍速、4倍速、10倍速を15分間聞く。
②30分で”プレビュー”、”写真読み”、”スキミング”を行い、一冊の本を読む。

最終日という事で今までのまとめとトレーニングの成果をはかるという物なのでしょう。

ここまでのトレーニングでどのような効果が出るのか楽しみです。

それではトレーニングの結果です。




トレーニング結果3倍速:4回4倍速:3回
10倍速:3回

トレーニング直後の
読書スピード:1660文字/分
Touch the number:10.792秒(最高10.229秒、最低11.711秒)

(読書スピードは苫米地英人先生の洗脳力(アスコムBOOKS)を使用しました。)


速読した本のタイトル『「生」と「死」の取り扱い説明書』(KKベストセラー)
著者名:苫米地英人
項数:133
感想、成果:
内容がとても深かったので30分を超えて読んでしまいました。やはりこの読書法自体ある程度トレーニングを積み、どのような目的でその本を読むのかをはっきりさせないと難しい方法だなと思いました。ですが、速聴をしてきたおかげで、読むスピードは上がったと思います。3倍速か4倍速のスピードが耳に残っているためそのスピードを意識すればいいのです。そうすれば3倍速、4倍速のスピードで本を読めます。この点で速聴の効果はあったのかなと思いました。10倍速の方の効果はよくわかりません。


ちなみにこの本の詳しい感想はこちらのブログに書きました。興味があったらぜひご覧ください。
お勧めビジネス書の書評



〜感想〜
最終日という事でしたが、3倍速などのスピードが耳に残っていた事はかなり大きかったと思います。従来の読み方を単純に3倍にできるのですから。また、ほんとうに頭がよくなる「速読脳」のつくり方という本の中で「音読を限りなく速く行う」というトレーニングが書かれており、そのトレーニングによって理解力が高まるという事が書かれていました。この理解力を上げるという事は世界一わかりやすい「速読」の教科書で書かれているトレーニングの目的を重なりますし、音読ではありませんが、理解力を上げる事はできると思いました。
実際、7日で完璧な速読を身につけられるかというとはっきり言って無理です。ですが、これを続けていけば、それなりの速読を身につける事はできるんじゃないかなと思いました。